親なきあとに訪れる様々な問題
障害のある子を持つ親が亡くなった後、その子に降りかかる問題は多岐に及びます。
「相続手続きはどうするのか?」「成年後見人がつけるべきなのか?」「子の埋葬をしてくれる者やお墓を継ぐ者がいなくなったらどうするのか?」「お金はどうするのか?」など、今から考えると頭の痛くなることばかりです。
また、親なきあと問題は家族ごとに内容が異なります。例えばその子の障害の程度や種別、兄弟の有無、親戚の有無などによって全く対応が逆になることもあるのです。
私たち埼玉親なきあと総合サポートセンターでは、親なきあとにかかる諸問題について、各メンバーの得意分野に応じた支援を行っています。
障害年金を受給できるか否かはもたらす影響が大きい
まず子の生活について、成人になってから支給される障害年金を受給できるか否かは大きな問題となります。
障害年金が受給できれば、最低限の生活は保障されたと思って良いでしょうが、障害年金が受給できなければ、自分で稼ぐか、家族が貯蓄しておくしかありません。
この点においては子だけでなく、家族全体の方針が変化するため、非常に重要なポイントになってきます。
私たちは障害年金の受給(申請手続き)に対してもサポートを行い、子の将来を見通すことができるよう努めています。
相続手続きが成年後見人をつけるか否かの分岐点となる
両親のどちらかが亡くなると相続が発生します。
その際、子に意思能力が無ければ成年後見の申立を行い、成年後見人に遺産分割協議に参加してもらうほかありません。
しかし成年後見人を軽はずみにつけることで後で大きな後悔をしてしまう親が多くいらっしゃいます。成年後見制度は仕組みや制限をよく理解したうえで申し立てを行わなければなりません。
私たちは相続手続きを円滑に進めるための準備(遺言作成・財産整理)についてもサポートを行っています。
自力で生活を行う方へのサポートは?
障害はあるが、自分のことがほとんど自分ででき、自力で生活を送れる方も多くいらっしゃいます。
その際、受けられるサポートとしては、ホームヘルプサービスや福祉サービス利用援助事業(あんしんサポートねっと)などがあるでしょう。
しかし病院への入院手続き等には対応してくれないことが多く、意思能力はあるのに自力で生活するのに支障が出てくることもあります。
限定的ではありますが、身元保証を行うことで自力生活を維持できるような方が生活を維持するための方法についても相談をお受けしております。
お墓を継ぐ者がいない場合は親が元気なうちに対処するしかない
一人っ子の家庭では、子に意思能力が無ければ将来無縁墓になるリスクが大きいです。
しかも将来のお墓については、親が生きているうちにしか対処することができません。
例えば、親(どちらか残った方)が生前に今あるお墓の墓じまいをし、永代供養に移ります。そして子が亡くなった後には同じ永代供養墓に入れてもらえるよう事前に手続きを済ませておくのです。
しかし全てのお墓で永代供養に対応してくれるわけではありません。永代供養を行えないお寺や公営墓地では最終的にお墓の管理者がいなくなってしまうという不安な状態に陥ります。
そのようなことにならないよう、私たちは墓じまいについてのご相談にも対応しております。
その他の親なきあと問題についてもご相談ください
以上、親なきあとに発生する問題は数多くあることがわかっていただけたと思います。
上記以外のお困りごとがある場合にも、まずはご相談いただければと思います(当グループで対応できない場合は連携している専門家を紹介する場合もあります)。
福祉現場等での経験を有したメンバーが相談に応じ、お子様に適した対応方法を共に考えていきます。
福祉機関・学校・親の会様向けの講演を行っています
埼玉親なきあと総合サポートセンターでは、以上の内容についての講演を行っています。
内容や規模についてはご相談ください。
