令和4年2月22日(火)、埼玉県立入間わかくさ高等特別支援学校で生徒様および保護者様向けの講演を行いました。
内容は、「就職に関して知っておきたいこと」、「障害年金の話」、「成年後見の話」です。
卒業を迎える生徒様達には、新たな「職場」というステージを迎えるにあたり、就職し業務を行うためには知っておくべきことがあります。社会保険労務士の保坂から、それらについて分かりやすくお伝えできるよう努めました。
障害年金についても社会保険労務士の保坂から、主に保護者様が知っておいたほうが良いと思うことをお伝えしました。障害年金は、障害をお持ちの方にとっては生活の基盤となる重要なものです。障害年金の概要から申請方法まで、これから20歳を迎える生徒様をお持ちの保護者の方にとっては不安な点を解消できるようできるだけ細かくお伝えしました。
後半は行政書士の花村から「成年後見制度」についてのお話をさせていただきました。
成年後見制度は良い点ばかりではなく悪い点もあるということを包み隠さず話すことで、ご家族の将来への不安を少しでも解消していただけるよう努めました。
講演終了後は、生徒様から多くのご質問がありました。「職場で不利益なことをされたらどこに相談すれば良いのか?」という質問が複数あり、仕事をしていく上での不安を感じている生徒様が多くいらっしゃるということを痛感しました。
毎年恒例となっているわかくさ高等特別支援学校様での講演ですが、生徒様や保護者様は毎年入れ替わりがあります。できるだけ多くの方にこのお話を聞いていただき、不安なく将来へ向けて進んでいっていただければと思います。